鼻腔手術

短頭種気道症候群・右大腿腫瘍
(肥満細胞腫)

ギンちゃん 9歳 犬 パグ ♂去勢済

 ある日、咳込んで呼吸がしづらくなり、その状態が続く様になりました。以前、ファスナーを飲み込んで金属アレルギーを起こし、顔が異常に腫れた事で、アニマルメディカルセンターにて治療を受けた事もあったので、今回も診てもらおうと思い、受診しました。
迅速に詳細な検査が行われ、その結果、喉の奥の軟口蓋という所が長すぎて吸気時に気道を邪魔して息がしづらく、また、鼻の穴も狭いため、それを改善すべく「動物手術センター」にて手術をお願いする事にしました。同時に右の後肢に腫瘍が発見され、一緒に手術してもらう事にしました。
手術は無事に終了し、退院後はちょっとフラフラして落ち着きがありませんでしたが、すぐに普段通りの生活ができ、今までひどかったイビキはピタリとなくなりました。投薬も粉にして食べ物に入れると上手に食べてくれました。 術後も特にギンにダメージを受けたような印象はありませんでした。
ギンは痛いとか苦しいとかは言わないので、余計に愛情が深まった感じです。
今回組織検査に出した腫瘍は悪性のものと判明しましたが、外国の検査センターでグレードまでしっかりと調べてもらう事が出来、安心しました。原因がわからないままでいたら大変な事になっていたかと思うとぞっとします。
センターでは、「ギンちゃん」とスタッフの方々に名前を読んで頂いて、とても家庭的で良かったです。

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