粘液瘤による胆嚢破裂
キナコちゃん 4歳 犬 ポメラニアン ♀
嘔吐が受診のきっかけでした。吐くのは普段からある事だったのですが、その吐き方がいつもと違っていました。何か変なものを食べた様子もないのに、黄色い液体をゲーゲー吐いておかしいと思い、かかりつけ病院へ連れて行きました。
かかりつけ病院での検査で肝臓の数値が高い事が解り、開腹手術を薦められ、手術するならどこの病院へ行けばよいか尋ねた所、「センター病院」を紹介してもらいました。
“キナコは年齢はまだ若いが、人間だって普段から健康的な生活を送っていても病気になる時はなるし、逆に高齢になっても病気にならない人だっている。病気になったらそれは受けとめ治療していく事が大切である”と前向きに考えました。
受診後はすぐに入院をして、当日「動物手術センター」にて緊急手術の運びとなりました。胆嚢はひどい状態だったようですが、手術は無事に終了しました。
術後は何日か入院治療をしましたが、退院後は薬を自分で食べてくれる子で、カラーが不自由だった事ははありましたが、取りたてて自宅ケアでの苦労は無かったと思います。
こんな小さな体で、無事大きな手術を乗り越えてくれました。手術を受けて本当に良かったです。