骨折手術

右前肢(橈尺骨)骨折

ネロちゃん 11ヶ月 犬 トイプードル ♀

 抱いていて降ろしてあげた時に、鳴き方がおかしく、キャンキャンずっと鳴いていました。おそらく着地の際に肢のつき方がおかしかったのだと思います。
かかりつけ病院はもう時間外で診療しておらず、夜間救急診療している「日本動物救急医療センター」にかかる事にしました。恐らく捻挫か、骨折したのではないかと推察していました。
詳しくを検査してもらい、その結果、やはり骨折である事が解り、そのまま預け、「動物手術センター」にて手術をお願いしました。
ただ、まだ子供ですし、預けた経験が一度もないので、入院しての手術はとても心配でした。
手術は無事に終了し、翌日退院しましたが、しばらく患部の消毒に病院へ通い、スタッフの指導を受けた後は自宅治療となりました。
家族で役割を分担し、治療をしましたが、チームには子供もいるので、なるべくネロを興奮させない方法を教えるのが大変でした。エリザベスカラーにはちょっとストレスを感じたようでした。顎の下が汚れてしまったりして、なかなか思うように食事や水を摂取できなかったり…。その時はスプーンで1回1回口に運んであげました。
そこで、スタッフに相談すると、頸のまわりにはめるネッククッションカラーを紹介してもらい、それに切り替えると、これがとても着けごこちが良く、ネロも患部をなめたりする事無くうまくいきました。そのカラーのまま外に行くと、知らない人からもそれはどういうものなのかとよく声をかけられました。エリザベスカラーは知っていても、ネックカラーは知らない人が多いみたいです。
「うちの子はこれでうまくいってます。枕代わりにもなってるみたいで。」と教えてあげました。
今ではカラーも取れ、患部のピンも抜き、歩行も正常となりました。 早く治療を受ける事ができて良かったです。

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