椎間板ヘルニア(深部痛覚無し)
ポンタちゃん 犬 6歳 ペキニーズ ♂去勢済
突然症状が出ました。動いて体制をひねった瞬間、「キャン」と鳴いて、そこから後ろ足がダラッとしてしまいました。自分自身も椎間板ヘルニアなので、病気の事についての知識はありましたが、まさかうちの子までなるなんて思いもしませんでした。
すぐに品川の「東京動物夜間病院」に救急で連れて行き、詳しく検査してもい、検査結果は深部痛覚が無い最悪の状態でした。
すぐに「動物手術センター」に搬送して頂き、手術してもらいました。
術後は毎日毎日リハビリを根気強く続けました。外ではタオルを使って下半身をつりあげて、歩く感覚を少しでも取り戻せるようなお散歩をしたり、それが終わったら肢を先端からマッサージなどしたりしてリハビリに頑張りました。
4か月目位経った頃、お散歩中の他のワンちゃんを追いかけようとした瞬間にひょいっと、後ろ足が動き出しました。それは、初めてお会いする飼い主さんとワンちゃんでしたが、ポンタの事情を話して、ワンちゃんの後を追わせて頂けないかお願いしたところ、快く「いいわよ!」と承諾して下さいました。するとその子の後をついていこうとして徐々に歩行感覚が戻ってきたのです。
トリミングに行った時も、トリマーさんが協力してくれて、水中で足を動かしてくれたりリハビリを続けました。
今ではすっかり歩行が出来て散歩も行けています。徐々にではありましたが、あきらめずにリハビリを続けて良かったです。
椎間板ヘルニア
チョコちゃん ミニチュアダックス 2歳♀
ある日、急にバタンと大きな音がして、今まで聞いた事のないような声を出してチョコが倒れてしまいました。何かにぶつかったり、落ちたりした訳ではなく、本当に突然の出来事でした。
家族が「動物救急医療センター」を知っており、すぐに連絡を入れた所、すぐに連れてきた方が良いとの事で、直ちに病院へ向かいました。私達の知識としてはミニチュアダックスには椎間板ヘルニアが多いことは知っていましたが、まさかうちのチョコがそうなるとは思ってもみませんでした。
少しの期間、内科的療法で治療をしてもらいましたが、後肢はブラブラ状態のままで改善が見られないので、先生から「椎間板ヘルニア手術」を勧められました。詳しく説明をしてもらい、心配はありましたが、全てをお任せして「動物手術センター」にて手術をお願いしました。
術後、排泄の感覚を取り戻すまでは、まるで赤ちゃんのお世話をしているように1時間から2時間置きにケアを行いました。大変でしたが、チョコの為に頑張りました。
手術が終わってしばらくは前肢のみではいずって動くことしかできなく、本当に治るのかと不安な時期もありましたが、検診時に「ちゃんと治る為に手術したんだから、もう少し頑張ってみましょう」との先生の言葉に力づけられました。
日中は一匹でケージの中で家族の帰りを待つ為、私達が帰ると喜んで迎えてくれました。後に徐々に後肢に力が入ってくるようになりました。現在は、生活する分にはきちんと四肢で歩く事が出来ています。
飛んだり跳ねたりをする事までは無理ですが、今後再発のないように注意していくつもりです。
先生の言葉通り見事に治りました!本当に手術を受けて良かったです。